ボーッとする時間「デフォルトモード・ネットワーク」を上手く利用しよう
皆さん、ボーッとしていますか?
「ボーッといきてんじゃねぇよ」と刈り上げの女の子に怒られそうだからと、空いた時間をスマホ等で埋めたり、何かやらなきゃと必死に勉強したりしていないでしょうか?
僕もそうなんですが、何もやらずにボーッとしていると、「何かやらなきゃ、何かやらなきゃ」と必死で時間を埋めようとしてしまう癖があります。
しかし、そういったときにパッと面白いアイデアとかって浮かんでこないですよね?
実は、先述したボーッとしている時間に
- アイデアが思い浮かぶ
- これから起こりうる出来事の対策を予測できる
- 過去の経験や記憶を整理・統合できる
- 置かれている状況を分析できる
ということが最近の科学的研究で分かっています。
普通の感覚とは逆で、何もしていないときに、脳は普段の約15倍ものエネルギーを消費しているのです。このような状態をデフォルトモード・ネットワークといい、最近スマホの使いすぎ問題で頻繁にみる単語ですよね。
皆さんも、何もしていない時に、あの時あぁすれば良かったと考えたり、行き詰まっている問題の道筋が急に見えてくる、なんて経験ありませんか?
結構前になりますが、フリスクがアイデアはボーッとしているときに思い浮かぶ的なニュアンスで、CMを出していましたよね。
つまり何を言いたいかというと、一度スマホを手放して寝転がってボーッとすることにより、デフォルトモード・ネットワークが働き、脳が活性化され、今後の良質なアウトプットの手助けをしてくれるのです。
そのためにマインドフルネス(瞑想)を取り入れてみたり、4B (bathroom,Bus,Bed,Bar) を上手く有効活用するのも一つの手です。
その際は、くれぐれもスマホを持ち出さないようにしてくださいね。私も今後は気をつけようと思っています。